大分大学で開かれた陸水学会の期間中に2回ジョギングできました。
大分駅前のホテルを起点に、まずは「大分川見るぞ!」コース。堤防までは、ほぼ直線に走って10分足らず。あたりはすっかり住宅街で、とても静かです。堤防を越えると川岸まで容易にアクセスできて、散歩をする方、ラジオ体操の団体などでにぎわっていました。川は汽水の感じだったのに、釣り人がゼロ。そろそろハゼ釣りなのになぜ?と海まで走って確かめようと思ったら、雨が降ってきて断念。約5kmのコースとなりました。
次は「今度こそ海まで走ってアートも楽しむぞ!」コース。ホテルの展望風呂から海が見えたので、これはすぐだろうと中央通りをひたすら海の方向に走りました。東京駅を手がけた辰野金悟氏設計の赤レンガ館を過ぎ、歩行者に配慮したアーケードの設計に感心し、走ること15分弱で海岸へ。あいにく大きめの船が混雑する港湾で、釣りはできそうにない感じ。大分ではハゼ釣りするのかしないのか、今回は確認できず。帰りは中央通りを途中まで戻って、城跡が見えてきたら左折。城跡を1周して、お堀の外にある曲輪の構造を確認。府内城はこの曲輪まで海があったのだそうです。お堀の内側にも「廊下橋」という、何で庭の真ん中に廊下をつくるだけの建物があるの?という、珍しい建築物(復元)を楽しみ、市役所の入り口からかつての本丸跡に入って、大手門(?)から県庁方向へ。フランシスコザビエル像を見てから、道をはさんで県庁側にある遊歩公園に移動、大分にゆかりのある歴史上の人物の銅像とその説明を読みつつ戻りました。ザビエルに2,3年おくれてヨーロッパから来た医師が貧しい人々のために託児所を作り、栄養状態の悪い子供達に牛乳を飲ませた、なんてエピソードもありました。約6kmのコース。
全体として大分駅周辺は、横断歩道に歩行者がいるとクルマはほぼ必ず停まってくれるし、歩道に段差はないしで、ジョギングしやすい街だと思いました。ジョギングしたあと、露天風呂でストレッチできたのも最高でした^^