学生実験

今日は学生実験でした。30年近くぶりに「学生」として。
他専攻の修士1年対象の講義を学生のふりして聴講させてもらっているのですが、後半は大部分が実験という、とても興味深い構成。きっと学生さんも乗ってくるだろうと思っていたのですが、意外とさめてました。事前準備は最低限でという感じでしたし、当日の実験には被験者になるハズの学生さんが時間通りに現れなかったり。
決して暇なわけではない私が毎週この講義は聴きたいと思うような、とても興味深い内容なのですけど、たぶん多くの学生さんにとって、現時点ではその価値が分からないのでしょう。
私の講義や実習はもちろん、自然環境に関心を持って入ってきたからには最低限修得してもらいたいことを選りすぐっています。でもその重要性を学生さんにいかに伝えるかは、相当工夫が必要になりそうです。