アミノ酸と脳脊髄液減少症、線維筋痛症、老化をつなぐものは?

アミノサプリ脳脊髄液減少症の症状緩和に効果があるかどうか、検証プロジェクト第2弾も、いよいよあと1ヶ月でほぼ終了です。
この間にも、興味深い現象がでてきました。
ひとつは、線維筋痛症の症状にも緩和効果があった例がでてきたことです。これについてアミノサプリを開発したO先生に確認したところ、これまでにも症例としてはあったそうです。ただし数が少ないので私に伝えていなかったとのことでした。
脳脊髄液減少症に効果があるメカニズムとして個人的には、髄液の産出か結合組織の形成を促進するのだろうと考えていたのですが、線維筋痛症にも効果があるとすると、メカニズムが???です。
脳脊髄液減少症については、ちょっと頑張って運動をしている方は、アミノ酸の服用によって劇的に回復されています。そういえば私も、EBPを受けてからは、頑張ってジョギングを再開しました。これがよかったのだと思います。私は小学校の時から学年一運動ができない子供で、走るなんて大嫌いでした。でもアメリカに渡って3ヶ月で20kg近く太ってしまい、これはまずいとジョギングを始めました。走っていると異文化にいるストレスが多少緩和され、またいろいろアイディアがでてくることに気づき、運動することで脳に何かよい刺激があるのだろうと解釈していました。以来、後遺症でへばっていたときと妊娠期間以外はなるべくジョギングを生活にとりいれていて、EBPのあとは脳にもよいと思って、無理をしてでもジョギングするようにしたわけです。
アミノサプリの服用を始めて2年半になりますが、アミノ酸は加齢に伴う変化を緩和する効果もありそうです。典型的なのは白髪。服用前はかなり目立ってきた白髪が、今はあまり目立ちません。もしかしたら老化の一部の現象は、食物の消化吸収能力が加齢によって衰えて、それに伴って皺が増えたり、白髪が増えるのかもしれません。
私の専門の生物地球化学では、窒素とリンがメジャーな生元素です。なかでも窒素は不足しやすく、リンはそうでもなかろうというのが、生物を扱っている方の大勢を占める意見だと思います(化学が専門の方は逆のようです)。私は、リンはむしろ多くて毒になることもままあったろうと思っていますが、アミノ酸の効果を自分の体で実験していると、地球史における生元素循環にもつながるところがあるような気がしています。