巨大地震と津波 過去を知り未来を測る

3月31日付記事で、今回の津波は予測されていたこと、研究者は周知しようと努力していたことを紹介しました。その研究者による過去の日本に起きた地震津波に関する一般向け講演会が開催されます。リンクは下記。
http://www.aist.go.jp/aist_j/event/ev2011/ev20110531/ev20110531.html
以下、上記リンクからペーストします。

緊急企画 第27回産総研サイエンスカフェ「巨大地震津波 過去を知り未来を測る」
2011年3月11日に東北地方太平洋岸を襲った巨大津波は多くの方にとって想像を絶するものだったと思います。しかし過去に目を向ければ今回の津波も決して想定外とは言い切れません。
宮城県福島県の沿岸で地層を調べると,過去数千年にわたって繰り返し巨大津波が起こり,内陸奥まで浸水していた証拠があるのです。
私たちはその事実を多くの方々に伝えようと努力してきましたが,残念ながらその途上で津波は起きてしまいました。
日本列島太平洋岸では,実はどの地域にも巨大津波の可能性があるのです。だからといって日々おびえて暮らしていくのではなく,自然現象に対する正しい知識を得て将来への心構えを持つことが大切ではないでしょうか。過去に日本でどんな地震津波があったのか,大地に刻まれた痕跡から読み解いていきましょう。

日時:2011年5月31日(火) 18:30〜20:00
場所:カフェ ベルガ(つくば市竹園1-10-1 カピオ別棟)

参加費無料・定員30名・要予約(対象は一般の方,お子様の参加はご遠慮下さい)

申込・問い合わせ先
産総研 広報部
電話:029-862-6211
メール:sci_cafeアットm.aist.go.jp
産総研HPからの入力,メール,電話のいずれかで5月23日までに。
「5/31産総研サイエンスカフェ参加希望」,名前,人数,連絡先(メールアドレス)
定員オーバーの場合は抽選。