診療所の配慮

もう終盤のはずの杉花粉なのに、まだ花粉症がおさまりません。薬がなくなってしまったのにかかりつけの病院に行く時間がとれず、大学の診療所に処方をお願いしました。
花粉症の薬にはいろいろあるのですが、第一世代の抗ヒスタミン薬は効果覿面な一方でひどく眠くなるので×。最近は一般的に第二世代と呼ばれるものが処方されるのですが、商品によって効果が全然無かったり、アレルギーがでたり。何度か失敗を繰り返して「これなら」というのが見つかったのですが、東大の診療所には置いていないと言われました。あると言われたのは×だったものばかりで、仕方なく、まだ試したことがないものを3日分だけ処方していただきました。
何でこれほど用意している薬が少ないのか尋ねたら「学生さんが多いので、薬価が安いもの中心で、東大のどの診療所も高価なものは置かないようにしています。柏だから少ないということはないです」とのことでした。薬価格を見せていただいたら、私が使っていた花粉の薬は確かに、東大の診療所でストックしているものより数倍高価でした。
同じ花粉の薬でも、効果だけでなく、価格も様々なようです。