ミンダナオ島東部のこのあたりでは、海草藻場に群れている2〜3cmの小魚を塩辛にして食べています。写真はダバオオリエンタル科学技術大学のヒメネス先生手作りの塩辛です。塩をかけて1ヶ月ほど放置し発酵させたものをそのまま食べます。骨もすっかり柔らかくなっています。
おもしろいのは、そのまま食べるのではなく、バナナにのせて食べること。この食べ方が一番なんだそうです。
「日本でも魚をこんな風に発酵させて食べるか?」と問われて、イカはポピュラーだけど、魚はマイナーですと答えました。こっちではイカの塩辛は見たことがないとのことでした。