新刊のご案内『貧酸素水塊 -現状と対策-』

★★★新刊[期間限定特別割引]のご案内です。(4月15日発売)★★★

『貧酸素水塊 -現状と対策-』
山室真澄・石飛裕・中田喜三郎・中村由行:著
ISBN978-4-915342-68-4/236ページ(モノクロ)
A5 判・並製/定価 本体2,800円(税別)(送料 1冊の場合160円/2冊以上実費)

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
発売記念特価2,500円(税込・送料込)でお送りします。
※2013年5月15日までのご予約・ご注文に限ります※
※『Limnologyを見た』と明記して下さい※

〔ご注文方法〕
郵便番号・住所・氏名・電話番号等と書名・冊数を明記の上,以下のメールアドレスかFAXにて当社へ直接お申し込み下さい。
書店等での割引販売は行っておりません。(公費等でご購入の際には必要な書類をお知らせ下さい)

order@seibutsukenkyusha.com/FAX 03-3445-6947
(お支払いは同封の郵便払込票,または銀行振込でお願いいたします)
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【内容紹介】
 淡水域か海域であるかを問わず,日本の多くの閉鎖性水域で貧酸素水塊が発生している。
 貧酸素水塊の大部分は人の活動による富栄養化に起因するが,地形的・水文学的な要因により貧酸素水塊が自然に生じている水域や,逆に人為的な改変がきっかけで解消した事例も存在する。
 貧酸素水塊の弊害は多々あるが,もっとも顕著なものは水産生物への影響である。しかし,漁獲対象種によっては影響を受けないこともある。
 本書はこのように多様な事例をもつ貧酸素水塊について,いつから,どのような原因で発生し,どのような被害が生じたのかを整理した初めての成書である。貧酸素水塊が形成されている日本各地での具体的な事例を紹介し,対策技術別の実施例や実施後の状況をまとめ,水環境に関心をもつ一般市民や環境系の専門家・学生だけでなく,自治体関係者・工学関係者・コンサルタント業界といった施策側に立つ者にも有用な情報を提供することをめざした。
 また,水環境改善にむけた新たな指標づくりの参考のために,人間活動の影響が少なかった1930年代の日本の湖沼の溶存酸素濃度・水深・水温・pHの一覧を巻末に掲載した。
(はじめにより抜粋・改変)

【目次】
● はじめに
● 第1章 貧酸素水塊形成の原因と弊害
● 第2章 貧酸素水塊の現状
● 第3章 貧酸素水塊解消技術の事例
● 第4章 貧酸素水塊問題解決への展望
● おわりに
● 付表

【著者紹介】
山室 真澄:東京大学大学院新領域創成科学研究科教授
石飛 裕:NPO法人自然と人間環境研究機構理事長
中田 喜三郎:名城大学大学院総合学術研究科特任教授
中村 由行:港湾空港技術研究所研究主監


(お問い合わせ)
株式会社 生物研究社
〒108-0074 東京都港区高輪3-25-27-501
TEL:03-3445-6946 FAX:03-3445-6947
order@seibutsukenkyusha.com
http://www.seibutsukenkyusha.com/
(ブログ)http://aquabiology.blog93.fc2.com/
twitterhttp://twitter.com/aquabiology
facebookhttp://www.facebook.com/aquabiology