11月19日の朝日新聞に「自動車保険に暴排条項 損保大手、組員なら契約解除」との記事が掲載されました。契約者が暴力団の場合、保険の引き受けを拒否するというものです。これには暴力団による交通詐欺を排除する目的もあるのですが、自賠償を越える損害を負った被害者にとっては(例えば重度の後遺障害を負った方など)、泣き寝入りを強いるものになります。また事故を起こした暴力団員の轢き逃げを助長する可能性も指摘されています。「被害者に支払う分だけの契約はできるといった運用も必要」とジャーナリストの柳原三佳さんが指摘していました。
記事の概略は下記で見ることができます。
http://www.asahi.com/articles/SEB201311180062.html
(追伸)
なぜ交通事故に私が関心を持っているかというと、私自身が37歳になったばかりで追突されて脳脊髄液減少症を患い、10年以上大変な思いをしました。加害者は無保険で逃亡し、治療は全て自費でした。こんなんことが将来我が子に起こったら、何もしなかったことを悔やむに違いないと思い、できる範囲のことはするように努めています。