昨夜は5時起きで、11時45分成田発のフライトに間に合うよう奔走していました。路線バスは運転見合わせ、タクシーも予約は不可。運行を始めたつくばエクスプレスで行けるところまでは行こうと、徒歩で40分かけて駅まで行きました。歩道でスーツケースを転がすと雪かきになってしまうので、雪の無い車道の轍をひきずっていたら、途中から20代くらいの男性が「さすがに危ないですよ」と駅まで手伝ってくれました。
成田空港までの交通アクセスが全て止まるなか、一番早く回復しそうなのはこれだ!と成田アクセス特急に目をつけ、新鎌ヶ谷駅11時21分着。運行再開まで待とうと入った喫茶店で「山室さんじゃないですか?」と声をかけられました。大学に異動するまで、つくばの交通体系を何とかしようと活動していたグループのメンバーでした。アクセス特急が動いて無事第二ターミナルに着くまでの2時間半、全く話が尽きず、退屈せず過ごしました。
ホーム階は足止めされた方々で、山手線の混雑時並の人であふれかえっていました。家族連れなどは、3階の出発カウンターの床で寝転んで再開を待っていました。24時間以上の足止めで「売店からは食べ物も消えて、本当に大変でした。」とのこと。私も4年前にシャルルドゴール空港で同様の経験をしていて、以来、国際線に乗る時は1食分とチョコレートを必ず手荷物に入れています。
11時45分に飛ぶはずだった私のフライトは17時にキャンセル。振り替えがあるのかJALの係員に聞いたら「ここでは分からないので、予約センターで聞いて下さい。」
ほとんどのフライトがキャンセルになったことから、予約センター窓口には既に長蛇の列で、90分待っても3分の1しかはけなかったことから、諦めて帰宅しました。22時のつくばの歩道は凍っていて、特に横断歩道の白色部はどうしようもなく滑りやすくて、3回転びました。前回の雪でもやはり横断歩道が一番滑りやすく、老人にとっては極めて危険です。何とかしてほしいと思います。
散々な一日でしたが、親切な若者がいたり旧知に会えた為か、それほど悲惨に感じずに済みました。