湖沼の滞留時間とCOD

日本の浅い9湖沼において滞留時聞が内部生産に与える影響について解析を行ったところ、単位全リン(TP)あたりの内部生産CODと滞留時間との間に有意な相関関係が認められました(R2 = 0.78, p<0.001)。もともと滞留時間が短い湖沼では特に、滞留時間が少し長くなるだけでCODが急激に増えることがわかりました。
詳細は下記で報告しました。
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神谷ほか(2015)浅い湖沼における滞留時間と栄養塩濃度が湖内でのCOD生産に与える影響.応用生態工学17(2), 79-88