バイカル湖素潜りデビュー

29日午前、遂に念願のバイカル湖素潜り達成。10年ぶりになる厚手のウエットスーツもダイエットの甲斐あって無事に着れて、水温も10度以上あってフードが無くても我慢できる程度だったのはよかったのですが。。。
あいにく前日夜から朝にかけて下の写真のように強風で波立っていたので、バイカル海綿がいる水深10mくらいの底は濁りのおかげで、湖面からは何も見えませんでした。

仕方なく底まで見える数mのところで写真を撮ってきたのですが、水位が高いこの時期の水深数mは5,6月だと1mくらいの水際で、地下水経由の人為汚染で緑藻がわさわさ生えている位置にあたります。このため被写体も緑藻ばかりになりました。

Draparnaldioides baikalensis。なかなか複雑な形の緑藻です。

自由生活型 Spirogyra。こういった生活型があることは、T先生の学生さんの研究で初めてわかったそうです。
バイカル湖らしい湖底でのダイビングは、来年までお預けです。