ナガエツルノゲイトウに一番困っているのは印旛沼・手賀沼?

Googleで「ナガエツルノゲイトウ」で検索すると、トップ10の記事のうち半分が印旛沼手賀沼関連です。またその下にある「ナガエツルノゲイトウに関連する検索キーワード」にも「ナガエツルノゲイトウ 印旛沼」「ナガエツルノゲイトウ 手賀沼」はありますが、他の湖沼・水域名はありません。
九州はもっとナガエツルノゲイトウで困っているだろうと思ったのですが(陸上でも水中でも越冬できちゃうので)、「これは大変」と実感した記事は下記くらいです。
http://www.qsr.mlit.go.jp/kumamoto/river/kanri/gairaiseibutsu.html
ただし上記リンクの写真をご覧になればわかりますように、九州ではナガエツルノゲイトウ以外にボタンウキクサやブラジルチドメグサも繁茂していて、ナガエツルノゲイトウだけで困っているわけではありません。
また琵琶湖でも下記の例ではオオバナミズキンバイが約20万平方メートルにタイしてナガエツルノゲイトウが約2.9万平方メートルと、繁茂面積が広いのは、圧倒的にオオバナミズキンバイです。
http://www.pref.shiga.lg.jp/d/shizenkankyo/oobana-nagae.html
印旛沼手賀沼がナガエツルノゲイトウで大変なのは事実ですが、まだナガエツルノゲイトウだけという点では、恵まれているのかもしれません。相手が1種類だけの間に、他の侵略的外来種が広がらないように予防策を講じることが重要だと思われます。