私は若い頃から緑茶や紅茶はほとんど飲まず、もっぱらコーヒーを飲んできました。
10年くらい前迄はコーヒーは体に悪いと言われてましたが、まったく気にせずコーヒー一筋。ようやく最近になって、コーヒーを毎日3〜4杯飲む人は飲まない人より長生きするとか、認知症になりにくいとか、血管年齢を若くするなど健康番組で紹介されるようになりました(この文章を書いているこの瞬間も、「林修の今でしょ!講座」で朝食に卵、コーヒー、牛乳で健康長寿!との特集が放映されています。まさに私の朝食そのまま)。
おもしろいことに、朝起きてすぐにコーヒーを飲むと胃が荒れると言われてましたが、私は起き抜けのコーヒーが大好き。それで胃が荒れるなんて何かの間違いでしょうと思っていたら、今やってる番組でも「朝食前にコーヒーを飲むことで血糖値の上昇を防ぐ」と紹介していました。
何をどう食べれば体によいのか判断する能力が、人には本来備わっているのだと思います。だから人は、発酵食品というたまたま腐ったものが、実は体によいと気づけたのだと思います。「これ、体にいい!」という感覚は、「おいしい!」とはちょっと違います。この違いに多くの人が気づくようになれば、日本での野菜の作り方も相当変わるのではないかと思います。