当たれ!宝くじ

バイカル湖が一段落したので、しばらく行けてなかったミンダナオの沿岸生態系保全の仕事をしようと、助成申請書作りに励んでいます。
学振の二国間など政府がからむ予算は、フィリピン大学がパートナーでないとフィリピン側で落とされてしまうので、今回は民間助成を狙います。
ミンダナオの友人の大学には分光光度計さえなく、栄養塩や重金属などモニターしたくても、高価な外注費を払わなければなりません。そこで日本で数千円で手作り分光光度計を作る研究をされている先生と共同で、友人の学生さん達が手作りできる装置の開発をしようと思っています。
友人が保全活動に関わっている海岸では、ジュゴンとマンタとイルカをみることができます。これら全てがいる海岸って、私はここしか知りません。ここではジュゴンが出産もしています(下の写真の場所でしていたそうです)。
世界自然遺産になって観光開発が進んでいるこの海岸がいつまでも動物たちの楽園であるように、できる限りのお手伝いをしたいと思います。

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