昨年末に買って鉢植えにした桃が、1年足らずで実をつけました。直径7cmくらいの小さな実ですが、それがかえってよかったようで、ここまで熟してもスズメに気づかれないで済んでいます。今日には収穫して夕食のデザートにします。
庭にはもう果樹を植えるスペースがないので、最近は鉢植えにしています。下の写真には左からサクランボが2本(サクランボは異なる品種2本ないと実をつけません)、ブドウ、桃が並んでいます。ブドウは実に雨があたると病気になりやすいので、地植えする場所があっても鉢植えで軒下などで育てる方がよいようです。
果樹の前に並んでいる袋ではニンジンを育てています。庭だと深く耕すのが大変なので、省力もできて一石二鳥です。そろそろ収穫です。
熱帯果樹と違って冬も屋外に置いておけるので世話が楽です。現時点で屋外鉢植え栽培している果樹は上記に加えて柿、桑、プラム、プルーンです。柿とプルーン以外は植えて1年足らずで実がつきました。地植えより早い気がします。今年の冬には新たにユスラウメを鉢植えにする予定です。
就労人口の大部分が農業従事者だった戦前は、果物は買うのではなく、季節、季節で身近にあるものを食べていました。果物を大量に育てようとすると農薬を利用しがちですし、海外から輸入される際にはポストハーベストで腐らない処置をされます。狭い庭ですが、戦前の父親の生活のように果物は自給できるようにして、農薬摂取を少しでも減らしたいと思っています。