理解に根性がいるドラマ

ちゃんと理解するには根性が必要なドラマを見つけました。NHK総合で放映中の「グッド・ファイト2」。

新たに留学生が増え、そろそろ英語のリハビリを真面目にやらなきゃと思っていたところへNHKの番組案内で紹介されていて、見ることにしました。
先週の第1回、当初は英語で聞いてましたが、話に全然ついていけません。シーズン1を見ていなかったのもありますが、それ以上に登場人物達の会話に私が全く知らないウラがあると感じて、おとなしく日本語で視聴してから、番組解説を読みました。

私みたいな文系落ちこぼれ人間には分からなくて当然でした。副題の「408日目」は世界がトランプに拉致されてからの日数なんだそうです。「弁護士皆殺し!」と犯人が叫んだのに対して「学がある」とコメントしてたのは、シェイクスピアの「ヘンリー六世」に同じセリフがあるからだそうです。しかもそのセリフは大言壮語が跋扈する現在のアメリカ(もちろんトランプのこと)への皮肉にも使われているそうで、このドラマを見たアメリカ人の多くも、そこまでは分からないのではないかと思いました。
こんなドラマが放映されるところがアメリカだなぁ(高視聴率とれそうにない難解なドラマの放映を決めたNHKも相当の太っ腹ですけど)。
一昨日の第2回はおとなしく最初から日本語で見て、今夜、解説を読む予定です。1回目も2回目もビデオ録画してあとで英語で聞く予定だったのですが、1回目は解説のあまりの奥深さに英語で聞くのは諦め、消去しました。さて、2回目を英語で聞く余裕と気力が残るかどうか。

(追伸)

そして12月6日からはこの番組の後に「進撃の巨人 Final season」も放映されることに。。。テレビをゆっくり見ている暇がないので、「趣味の園芸」とか「世界遺産」とか、どうしても見たい番組は録画して食事しながら早送りで見ているのですが、「グッド・ファイト2」は早送りなんて絶対にできないし、「進撃の巨人」もじっくり味わいたい。よほど集中して仕事かたづけないと、です。