暑さを逆手に取る

昨年の夏はあまりの暑さでゴーヤやパッションフルーツが盛夏時にはならず、10月になってからよく実がつくようになりました。
今年はそこまで暑くはなかったものの、7月末にはカボチャが弱ってきたので、もしやゴーヤのように10月に実をつけるかもと種まきをしました。
結果、9月下旬に次々と雌花が咲き、現在4個のカボチャが成長中です。10月はまだ最高気温25℃以上の日が続くようなので、たぶん収穫サイズまで育つと思います。写真には堆肥から生えてきたトマトの花も映っています。これも実がなるかもなので、しばらく放置です。

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因みに、今年もゴーヤは10月になっても採れています。

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赤ちゃんゴーヤもいくつかいるので、月末までは楽しめそうです(黄色い花の左側にいます)。

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「家庭菜園はマニュアルにこだわらない方がよい」とこのブログで折に触れ書いていますが、カボチャを7月末にまいて10月に収穫なんて、どんな指南にも書かれてません。一方で、例えば下記のリンクに発芽地温25~30℃、生育適温20℃前後とあるので、夏の暑いうちに発芽させれば生育する頃に適温になり、夏まきカボチャは理にかなっています。まずは実験してみて、うまくいった理由、いかなかった理由を検討することで、オンリーワンの家庭菜園を楽しめるのだと思います。