しばらく様子見

産総研第七事業所の海洋別棟西側の芝生は、例年ですと今頃、スミレでお花畑のようになります。そろそろ咲いているかなと立ち寄ったら、暖かい日が続いたためか盛りを過ぎていました。
その一画に見なれない花を見つけました。Googleレンズで検索したらアリウムトリケトラムという外来種だそうです。

下記によるとヨーロッパ・アフリカ原産、アメリカやオーストラリアでは広く帰化しているとのこと。

アリウムトリケトラム Allium triquetrum ヒガンバナ科 Amaryllidaceae ネギ属 三河の植物観察

日本には園芸種として持ち込まれたようで、検索すると育て方の説明が多数ヒットします。きれいな花ですけど、スミレを駆逐したら困ります。学名(Allium triquetrum)で検索すると下記のように、侵略的外来種との解説が散見されます。今のうちに抜いてしまった方がよいのかもしれませんが、タカサゴユリのように、このあたりではそれほど拡散しないかもしれません。まずは来年どれくらい広がるか確認しようと思います。

自宅の庭は、勝手にスミレが生えてくることもあり、野菜を植えるところ以外はなるべく草採りはしません。ただし1箇所だけこまめに抜いている所があります。エビネを地植えしているところです。日陰なので雑草は少ないのですが、ドクダミは例外。きれいに咲くのを楽しみに、ドクダミ抜き「だけ」はさぼらないようにしています(施肥とか害虫駆除とか植え替えとか、他の作業は一切してません)。

本日、最初の地植えエビネが咲きました。