季節感が変わる時代の農業

Yahoo天気によると、つくばでは明日朝の最低気温が10℃、以後は8℃、7℃と一桁が続くそうです。バナナやパイナップルは4月23日に屋外に出したのですが、10℃未満だと枯れる恐れがあるので、また屋内に戻しました。アイスクリームバナナ(左端のバナナ)は強風で既に葉が2枚くたってました。この時期にこんな強風が吹くのも、これまであまり経験していません。

いつもなら連休が始まる頃には屋内から植物は一掃されていて、帰省するかもしれない子供達が不快に感じないよう、連休初日は植物を出した部屋の掃除に追われていました(枯れ葉が舞い散り、虫の死体が転がり、植物脂質で床がベッタリ)。5月になっても最低気温が10℃未満というのは、ちょっと記憶にありません。冬に一時的にとても寒くなったり、種まきや定植を行う今頃に寒くなったりなど、夏の暑さや豪雨以外にも、これまでになかった事象が増えるのかもしれません。
こういった状況で安定して農業を行うには、温度などをコントロールできるハウス栽培を主流にして燃料をなるべく再生可能エネルギーでまかない、ハウスから出ないように管理しながら生物農薬を使って農薬使用量を削減するのが現実的なのかもしれないと思ったりします。何事も前向きに捉えないと。。。