大失敗だったけど満足

昨日は葛西臨海水族園での講演でした。
少し早めに行って展示を楽しんでました。今から20数年前、子供達と行ったときは迷子にならないように見張るので精一杯で、展示を楽しむ余裕はほとんどなかったので。
その20数年前も圧倒されたマグロの展示は、やはり圧倒的でした。

大好きなエトピリカも目の前にいて感激でした(北海道に行ってもほとんど目にすることはできない)。
そしてオーストラリアのタツノオトシゴの仲間(ウィーディーシードラゴン)や、


北極海のカサゴの仲間(ショートホーンスカルピン)といった、めちゃくちゃ私の趣味にあう動物達に出会えて、この講演は引き受けて大正解!と思いました。

その講演は慣れないハイブリッドですっかり調子が狂って、20分くらいとるはずだった講演後の休憩時間を使い果たすという近年まれにみる大失敗でした。内容については、後で聞いた限りはOKだったようです。。。

(追伸)

はてなブログは投稿した記事の下に「関連記事」として過去に投稿した記事一覧が出ます(投稿者以外の方にも見えているのかは私には分かりません)。
この記事を投稿したら、関連記事のひとつとして下記を出してました。

書き続けている私のブログ記事の中で「どれが一番のオシですか?」と言われたら、躊躇無くこの記事です。
私の20歳から始まった研究人生の背景は父親、そして原点は濱谷先生だからです。
その後にも小寺とき様や西條八束先生、文科III 類だったのに定員をその年だけ増やして私を理学部地理に進学させて下さった阪口豊先生など、その後も多くの方々のご厚情で今があるのですが、原点という意味で。
なお濱谷先生は東京のご出身だったのでブログで書いたように、いわゆる標準語で話されていました。私の方は「なんでせんせぇ、大学で研究しはらへんのですぅ?」と聞いてました(おそらくこの文章の音読は下記に書くように、通常の日本人が想像する速さの2倍速で話してます)。
昨日の葛西臨海水族園での講演が長くなってしまったのは私が大阪出身で、自宅での亡き父との会話では上沼恵美子さんよりさらに早口で大阪弁でまくしたてていて(本郷での講義スライドは100枚近く)、一般の方にはともかくゆっくり話さないと、と思ったからでもありました。