冬の葉物野菜は農薬不要

写真は1m×50cm程度の面積で、7つの容器に大根、ビート、ルッコラ、スイスチャード、春菊がひしめいています。

右下の大根はビニール袋で育てています。11月には食べられるまで育ちましたが,放置していても今日抜いた分は固くなってませんでした(むしろ甘みがましたような)。大根は葉も食べられます。

春菊はこの時期は成長が遅く、10日に1度くらいしか収穫できません。ビートは鉢植えでは太らないようです。
ルッコラとスイスチャードは、冬も成長しつづけています。昨年はルッコラを春にまき、あまりの苦さに驚きました。冬は甘みが増すとのネット情報を見て11月にまいたところ、情報通りサラダでおいしくいただいています。スイスチャードも春~初夏よりもおいしいです。
葉物はこれ以外に小松菜、サラダ菜、水菜、パクチーを育てています。このうちビニールで防寒しているのは水菜とパクチーだけで、水菜はプランター2つあれば毎日サラダ用に摘めます。

パクチーはこの時期、ビニールでの保温程度では育つのがやっとです。最低気温が5度以上になったらビニールを外して、夏前に実をつけて枯れるまで利用します。種は翌年にまくだけでなく、スパイスにも使っています(「コリアンダーシード」はパクチーの種です)。
冬は害虫はいないので、無農薬でも被害は受けません(あるとすれば大根の葉の穴のように鳥がつつくくらい)。庭がなくても1m×5mくらいプランターを並べるスペースがあれば、茨城県以南であれば冬でも葉物野菜は十分賄えそうです。