3R(Reuse, Recycle, Reduce)の家庭菜園

11月25日早朝は3℃まで冷え込む予報だったので、23日のうちにミツバチに加え、植物の防寒対策もしました。
花壇で種まきして育てているパクチーには100均で買ったアーチ状の支柱に、昨年使用したビニール袋を切ったものを再利用しました。乾燥した際の水やりは、洗濯ばさみを外すだけでできます。

袋栽培しているパクチーは、父が生前、梅干しをつけ込むのに使っていたプラスチック製の樽に入れ、その樽に4本支柱をはりつけ、上からビニール袋(昨年も使用したもの)をかぶせて温室にしました。日中は裾を洗濯ばさみで上部に固定、夕方には降ろして樽の縁辺りを洗濯ばさみでとめます。

これは今朝撮影したタマネギです。種から苗を育てて11月21日に定植、乾燥・冷え込み対策として抜いた雑草を乾燥保存していたものを敷き詰めました。毎年この方法で冬を乗り越えています。

マイクロプラスチックがこれほど問題になっているのに、NHK「趣味の園芸野菜の時間」では今年もプラスチック製の黒マルチを「必須」と推奨していてガッカリしました。せめて藁や籾殻で対処してほしいものです。
私の家庭菜園でもプラスチックはかなり使っていますが、極力使用を減らし、使用の際には極力再利用、再々利用して、ボロボロになる寸前にプラスチックごみに分別して捨てます。
せっかくの家庭菜園ですから無農薬だけでなく、土もなるべく自分で再生、プラスチック類も極力減らすなど、多方面から持続性を探ると楽しいと思います。お財布にもやさしいですし。

(追伸)
パクチーは本来は保温しないで済むはずだったのですが、今年はダラダラ暑い日が続いてパクチーは何度まいても途中で枯れて、最後にまいた、まだ数cmにしか育っていない苗が急に冷え込みに直面するので、急遽、防寒対策することにしました。

昨年まではサラダ菜(=サニーレタス)や春菊にも防寒対策をしていたのですが、今年は暖冬予報に加え、もしかしたら霜が降りにくい軒下に移せば大丈夫ではないかと植物の生命力を信じて、対策しないことにしました。ダイコンとニンジンは「ここまで大きくしておけば大丈夫」という状態で、寒さ対策無しで放置です。シンビジウムやキンリョウヘンも2階ベランダの軒下で、0℃くらい冷え込むまで様子見の予定です。

保険としてコマツナやパセリ、不断草、ルッコラも育てることにしたら、11月に種まきしていたホウレンソウをまく容器もスペースもなくなってしまいました。どうなることやら?がいつものワクワクです。。