研究不正黙視、落選自民議員を教授に?

自民党幹部の処分問題、私は全く関心が無かったのですが、その対象者のひとりである世耕氏が大学の理事長で、学内での研究不正を曖昧にしていたとしたら、大変な問題だと思いました。与党の大物政治家が日本における大学の在り方について、このように考えていたということになりますから。
下記の文章は末尾のリンクから抽出したものです。
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世耕理事長体制下の近畿大学では、これまでも労基法違反、労組法違反、研究不正等々、さまざまな問題が起こっていましたが、責任者の処分をしない、あるいは軽い処分で済ませるという「上に甘く、下に厳しい」対応により、再発防止策が十分に機能せず、ガバナンス不全に陥っています。
その一方で、落選した自民党議員に教授のポストを与え、元首相を卒業式のゲストに招く等、自身の政治活動に近畿大学を利用してきました。
近畿大学教職員組合が声を上げ、世耕理事長の辞任を2回要求しました。しかし、学校法人近畿大学は「経営マターである」という理由で(つまり、労使交渉の対象ではないとして)それを却下しました。