生物好きの多くが知っている「ゾウネズミ」は、本川達雄著「ゾウの時間ネズミの時間」の略称、もしくはそこで解説されている概念を指します。
哺乳類の重量と時間を中心に議論していて、例えば寿命は体重のO.20乗に比例し、
大きいもの（5トンのゾウは80歳くらい）ほど寿命が長く、小さいものは短命（25gのハツカネズミは2歳くらい）としています。
哺乳類の中でも齧歯類に限った図が下記リンクで見ることができます。ハダカデバネズミ以外は体重が大きくなるほど寿命が長くなっています。
齧歯類の図では体重100gくらいだと寿命は5～10歳、100kg（＝100000g）で20歳くらいです。犬は種としては1種ですが、そのサイズは広範囲にわたっています。ギネスに載っている世界一重い犬の体重は155.58kg、最も小さい犬は113gなんだそうです。
齧歯類のグラフに当てはめた体重155㎏の犬の寿命は20歳以上、100g程度の犬は5～10歳なのですが、なぜか犬は哺乳類全体や齧歯類とは異なり、大きい（＝重い）犬ほど寿命が短いのです。
犬の平均寿命は何歳？性別や大きさ別の寿命の違いと長生きの秘訣を解説 - au損害保険公式サイト
もっとも上記リンクによれば、超小型犬で15.3歳、中・大型犬で13.5歳ということですから、犬の寿命は体重に関わらず14歳前後ということなのかもしれません。
うちのクリは柴犬なので中型犬、13歳なのでそろそろ寿命が近づいています。
子犬のころからアレルギー気味、貧血気味、数年前からは腰痛がひどくなり、隔日でステロイド、毎日2種の鎮痛剤を服薬、毎月動物病院に行って耳の中があれないように薬を入れてもらっています。老人保健施設に入所する前の亡父並みの通院・服薬ペースです。父はこの状態で10年くらい何とかもったので、クリもあと数年は薬で抑えながらも、元気でいてほしいと思います。
ちなみにクリの体重は7㎏で、年初に16歳で亡くなったインスタのフォロワー数250万超えの柴犬マル君は、ウィキペディアによると体重18㎏だったそうです。うちのクリと比べると２回りくらい恰幅がいいです。もしクリがこれほど体重があったら腰痛が悪化するので、スリムでよかったです。。
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