教員の行事紹介その2です。昨日1月17日は、新領域環境系の会議のあと1時間強、新年会がありました。環境系の先生方と歓談できる機会としては4月だったかに新入生歓迎のバーベキューパーティーもあったのですが、あいにく出張が重なり、私にとっては専攻以外の先生方とお話できる初めての機会になりました。
当然ながら、みなさまは私を採用する際の書類を見ておられるので、経歴とか業績とかご存じなわけです。かたや私はお名前をうかがって初めて、以前からお話をうかがいたかった先生はこの方だったんだあ、でした。
そのお一人のY先生、開発途上国への国際協力をご専門にされていて、日本の水環境問題から得られる教訓をアジアの開発途上国に活かせる仕事をしたいという、私の夢をお伝えすることができました。
もうお一方のT先生は、同じ建物にいてもなかなかお話しする機会がなく、先生が入っておられる学会に入ってまでチャンスをうかがっていたのですが、この日、いともたやすくお話しすることができて感激でした。水生植物の大型化石(種子や卵胞子など)から日本の湖沼生態系の遷移を調べたいとお話しましたら、その為のノーハウをかなり昔に開発して論文にされているとのことで、非常に心強く思いました。
「アメリカの高校卒とあったので、もしかしたらAFS留学生かと名簿を調べたら、やはりそうでしたね。」「ということは、先生もそうなんですか???」なんて、驚きの関係に当たる先生もおられました。
自然環境学専攻だけでもバラエティに富んでいますが、環境系全体の先生方からいろいろ教えていただければ、さらに多面的に環境を捉えていくことができそうで、今後が楽しみです。