生命のメッセージ展in出雲
私のホームページの「リンク」のトップは「生命のメッセージ展」です。
なぜここがリンクのトップなのかは、ホームページに記した文章を末尾にペーストします。長くて恐縮ですが、私がなぜ水環境問題に取り組む根本の姿勢が、「生命のメッセージ展」が伝えようとしていることと重なっていることを解説しています。

そのメッセージ展が、30年近く研究を続けている宍道湖の近くで開催されます。お近くの方には是非訪れていただければと思います。
http://www.mariko-inochi.com/inizumo/index.html
開催日:2008年9月12日(金) 〜 14日(日)
場所: ビッグハート出雲

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
生きていく上で一番大切なものは何でしょう。「命」と答えて、それは違うと思う人は少ないでしょう。命は、ひとりひとりの全てがそこから始まる、かけがえのないものだと思います。
環境を考える上で「かけがえのない命を守るため」という動機は重要です。せめて人間の命だけでも、子供や孫に健やかに受け継がれる環境を残すこと。それが環境を論じる人々の基本でなければならないと思います。
現実にはそうではありません。例えば農薬が河川や湖沼に流入する現状が絶対に安全であるとは、誰も言いきれないと思います。
だからスエーデンでは農薬使用に対して課税し、殺虫剤使用量を厳しく規定して、1985年から97年までに農薬使用を70%削減したそうです。例えば私が住むつくば市では、今でも空中散布が行われています。農薬に反対する科学者がこんなに多く住む街の上で、です。
福祉の国と言われる北欧では、人の命はかけがいえないものだということが、人々にとって当たり前なのだと感じます。そして日本はそうではない。そう感じさせるサイトです。そして、この現状を何とかしないと、いくら科学が現象を解明したり、技術を向上させても、私達の幸せにつながらないと思います。