30日は新潟大学のF先生のご案内で、大学から片道3時間、糸魚川近くにある高浪池に行きました。先生が14年前に最後に観察されたときには結構はいえていたというシャジクモ。高浪池は、池自体は石灰質の地層にないのですが、周辺が石灰質なので、カルシウム濃度高い湖水になっています。こういうところの車軸藻が他とどう違うかを調べるのが、M1のKさんの今回の目的でした。
ところが。。。調査を始めてから2時間半。どこに採草器を投げても引っかかるのはセンニンモばかり。センニンモがなかなか見つからない水域が多い中で本当は贅沢なんですけど、今回のお目当てはシャジクモなので、センニンモがごっそりかかるたびに「またか」という感じでした(下の写真はそんな表情がアリアリ)。
それでもF先生と、筑波大のS先生のペアがスポット的にシャジクモが生えているところを見つけてくださったおかげで、Kさんは無事、予定していたサンプルを採取できました。この前のお糸池でもサンプリングできなかったし、一時はど〜なることやらと思っていたので、本当によかったです。。。