夏休みの憂鬱

娘が小学校1年から5年の間は、夏休みが来るたびに憂鬱でした。息子も決して自分から学習する方ではありませんでしたが、娘のようにあっけにとられるほどひどいということはなかったし、勉強を済ませると必ずどこかにでかけて遊びほうけていました。娘の場合はひとりででかけられる距離に同学年の女の子がおらず、暇そうにしている娘に水泳講習会を探してきたり、ちびっ子博士のパスポートを取りに行ってプランを立てさせるなど、平日のイベント作りが時に大変だったのです。
6年生の夏休みは「お受験」でずっと予備校に行っていたので楽だったのですが、敵前逃亡して公立中学に進学した娘が偏差値20だったか30だったか、いったいどうやったらこんな点数がとれるの?と驚く点数をとってきた上でのこの夏休み。ひとりでほっとくとまたゴロゴロして何もしないだろうと憂鬱だったのですが、さすが中学ともなるといろいろ行事があって、それなりに過ごしてくれるようです。
まず、9月第一週の週末に学校祭があって、その練習が5日間。部活も14日間ありますし、さらには夏季学習会というものが9日間あって、午前の3時間、大学生が学校に来てくれて、英数国の自習を指導してくれるとのこと。勉強大嫌いと豪語しているのに、「大学生のお兄ちゃん、お姉ちゃん」の学習会は、とても楽しみなんだそうです。やれやれ。