アミノ酸効果の証明法

アミノ酸脳脊髄液減少症の症状緩和に効果があるのではないかと「脳脊髄液減少症研究会」で発表しました。会場では「Double blind cross overでテストを行ってデータを取る必要がある」と指摘されました。4月を目処に次のテストを行う予定だったのですが、このご指摘を受けて、環境系のO先生と再度打ち合わせすることになりました。明日から1週間海外出張なので、その後になります。。

O先生には、現在ネットで売られている最安値より安くするのは難しいので、医療用に新たに製品開発する必要はないのではとのことでした。でも医療用だと医療費控除に使えるので、患者にとってその差は大きいと思います。
とはいえ、脳脊髄液減少症が病名リストに載っていないので、そもそもこの病名での処方はできなません。他の症状に効くことを証明するしかないのかもしれませんが、薬として認定されるまでには、どれくらいデータが必要なのでしょう。以前に漢方薬を巡って混乱があった気がします。
また「特定保健用食品」「条件付き特定保健用食品」はどう扱われているのでしょうか。出張準備でドタバタしていて調べていませんが、帰ったら調べようと思っています。詳しい方からの情報、よろしくお願いします(メールアドレスはプロフィール欄のLimnologyをクリックしていただけると、でてきます)。

追伸:明日から1週間、インドのチェンナイで開かれるLOICZの科学委員会にでかけます。また英語漬けで憂鬱ですが、高校のときでさえ話さないとならない環境に行かねば話せるようにならなかったので、仕方ないです。英語については、34年前の状態からやり直し。
チェンナイってどこ?と思っていたら、かつてマドラスと言われていた街のことだったんですね。エベレストがチョモランマになったりと、私が子供の頃と呼び名が変わっている国や街が海外では多くて,時々困惑します。もっとも、日本の昨今の市町村合併に伴う名称変更よりは、はるかに納得できる理由で変わっているように思います。