手賀沼のハス帯環境調査に行きました。最も岸側の定点には、人の高さを超えるハスに阻まれ船が入れず、岸から藪こぎならぬハスこぎしてたどりつきました。エックマン採泥器で泥をとるにも、ハスの茎や根をかんでしまって大変でした。
ちょうどこの地点を調査しているときに、バケツをひっくりかえしたような土砂ぶりになりました。ハスの葉に雨がたまると、葉は少しづつ傾きます。ある角度にくると「ザ〜!」と一気に水が流れ落ち、葉は元の角度に戻ります。まるでシシオドシみたい。
こんなジャングルのようはハス帯に腰から上まで水につかって調査なんて、滅多にできない体験でおもしろかったです。