環境を守る新技術

応用生態工学会の公開シンポジウム「応用生態工学のフロンティア −新技術の開発と持続的な発展ー」に参加しました。
環境については新技術の成果が見えにくい.特に、何かが起こってしまってから問題点を指摘したり、自然再生事業などより環境を守る技術の方が重要のはずなのに、問題を未然に防止する技術は評価が得られにくいという点。また、環境に生じる効果はタイムスパンが長いことも見えにくさの一因との指摘がありました。
フロアからも、「予算が年度単位で締めるので、環境に関する事業が行いにくい。県になると年度どころか、半年単位での発注となる。また質より価格の安さという姿勢が強まっていると思う」という意見がでていました。
問題は根深いですが、解決を図るべくこういったシンポジウムを開く活力に期待したいと思います。