里湖・里海システムの復活?

9月11日と9月20日の記事でご紹介した「アカモク」、ブログを読んでくださった京都府の水産関係の方から、京都府でもアカモクホンダワラ(ジンバ)を食材に利用していますと、パンフレットを送っていただきました。藻体として刈り取ることで水質を浄化する効果に期待しているのだそうです。
「美味しい海藻・丹後の食材 アカモクホンダワラ(じんば)」と題されたそのパンフレットには、料理レシピがずらり。ご飯や寿司、卵焼きやかき揚げにとどまらず、マリネ、白和え、餃子、なべ、パスタ、お焼き、アカモク茶と、多種多様です。
気になり出すと今まで見過ごしてきた物も見えてくるもので、ファンケルサプリメント「満点海藻」にも成分としてしっかり、ホンダワラアカモクが入っていました。ミネラルをバランスよく含み、食物繊維が豊富で、さらには色素であるフコキサンチンが健康増進に役立っているのではないかと注目されていると書かれていました。
かつては肥料として刈り取られていた海藻類。今はそんな大変な作業は廃れてしまったのですが、新しい価値によってまた利用されだすと、環境にもよい影響がでてくるんじゃないかと思います。