11月28日、埼玉県にある二瀬ダムで柱状堆積物を採取する実験を行いました。同じく埼玉県の浦山ダムでも別の日に実験しました。両ダムの管理事務所の方には船を使用させていただくなど、いろいろ便宜を図っていただきました。お礼申し上げます。
結果として２つのダムを合わせて最大15cmまでしか採れなかったのですが、一度や二度の試作・改良で成功することなどまずないので、T君には落ち込まないように。むしろ難しいからやりがいがあるくらいに思っているといいんじゃないかな。
当日のダムサイト付近は写真のように流木がたまっていました。
「洪水でもあったのですか？」と尋ねたら、夏場下がっていた水位が上昇し、それまで地肌だったところに倒れていた木が浮いて流れ着いたものだそうです。つまり毎年これくらいの流木がダム湖底に沈んでいくんですね。
実際に見ないと知らないでいることばかり。
