昨年1年間、陸水研では様々に楽しく有意義な日々を過ごせました。
あえてベストスリーを挙げると、
1.修士1年から指導した学生2名が立派な修論を書いて卒業、博士の3年目から引き継いだ学生さんも学位を取得して卒業し、ポスドクとして研究を継続していること。頑張れば私でも学生さんの指導ができそうと、ようやく安心。
2.修士2年の研究が、びっくりするほどすばらしい。Kさんの大発見は共同研究者の方も大いに期待、H君は陸水学会で優秀ポスター賞を受賞、M君は、後は書くだけ(それも一流の国際誌しかないよねと、周辺から言われるのがちょっとプレッシャー?)
3.ウエットラボとドライラボが、ようやくまともな使い方ができるようになりつつあること。これまでの状態だと、いつかはそのために就職先で信用を失う学生さんがでるだろうと、気が気でなかったので。
今年もきっと素敵な1年になるのでしょう。
一番大切なのは、事故が起こらないよう、どんな時でも細心の注意を払うこと。
その上で、「答えはいつも現場にある」を念頭に、フィールド調査を重視すること。それはやみくもに行くのではなく、仮説を立て、それを検証するためにベストな方法を考えた上で、です。現場で答えを見つけ、次につなげる能力は、そのまま社会のどんな場所でも活かせます。