脳のリハビリDSソフト「絵心教室DS」

昨日ご紹介したアミノ酸仮説に加え、「指を繊細に動かすことは失われた脳神経のネットワークの再構築に効く」という仮説を持っています。
10月から日本で50周年記念講演を行うピアニストの舘野泉さんは、平成14年に脳出血になり、体も動かせず、言葉も話せない状態でした。しかしピアノを弾くことで体も心も生き返ったと語っています(9月12日付産経新聞)。
とはいえ、脳脊髄液減少症は体がだるくて、寝たきり状態もしばしばです。寝ていても指を使って脳の刺激になるグッズはないか。思いついたのが任天堂DS Lite。以前に「DS陰山メソッド 正しい漢字かきとりくん 今度は漢検対策だよ!」をお勧めしましたが、今回は「絵心教室DS」。スタイラスペンが鉛筆にも筆にもなり、立てたタッチや寝かせたタッチにも使い分けることができ、解説に沿って自らの絵を描き進めます。ほんのちょっとしたコツで見違える絵になるのも楽しい。解説の文字が老眼にはちょっときついですが、図解があるので大体想像がつきます。

絵心教室DS

絵心教室DS