脳精髄液減少症リハビリソフト(高次機能障害編)

S先生(この後遺症の方ならイニシャルだけで分かる大切なお医者様)がご高著で書かれているように、多少とも元気があるときは、なるべく体を動かした方が回復にはよいようです。初めは散歩、それも疲れない範囲で始めて、徐々に距離を伸ばす。ある程度いったら軽くジョギング。この時、歩く距離が少しづつ伸びていることを数字で見れたら、励みになりますよね。
そこで、「キョリ測」というサイトを見つけました。地図上に任意のポイントを付けて、目的地までの距離を測る機能があります。消費カロリーの計算もできるので、ジョギングやウォーキングなどダイエットツールとしても使えます。

もうひとつ、11月29日にご紹介したDS Lite英語教材に加え、脳脊髄液減少症になってから小指が反ってしまって下手な字がますます下手になってしまった対策に、「DS陰山メソッド 正しい漢字かきとりくん 今度は漢検対策だよ!」
にも励んでいます。パッケージの絵は小学生版とほぼ同じで、可愛いです。

DS陰山メソッド 正しい漢字かきとりくん 今度は漢検対策だよ!

DS陰山メソッド 正しい漢字かきとりくん 今度は漢検対策だよ!

以前に他のソフトを買ったのですが、下手な字でも書き順が違っていても受理されちゃうのが不満でした。娘に購入した「DS陰山メソッド 正しい漢字かきとりくん」の大人版がほしいと思っていたところ、11月発売と知り、予約注文でゲットしました。可か不可かではなく、どれくらいきちんとした書体だったか、点数で示してくれるのがゲーム感覚で楽しい。リハビリは楽しみながらやらなくっちゃ。

私は、脳脊髄液減少症で脳の高次機能に障害が起こっていると指摘されてから、頑張ってピアノをイチからやり直すなど、とにかく手の指を動かすようにしています。このソフトはその方向にも合致していて、気に入っています。

指を繊細に動かすことは失われた脳神経のネットワークの再構築に効くに違いないと、半ば信念で始めたのですが、結果として今があるわけで、私には効果がありました。脳脊髄液減少症は症状もが多様で、同じ手術で同じように治るわけではありません。私に効いたことが他の人には効果があるわけではありません。でも、少しでも可能性がある方法があればと思っている患者さんも多いと思いますので、いつかは自分がそれなりに合理的と思って検討して試した数々の試みが、どのように効いたか、効かなかったか、詳しくかつ分かりやすく文章にして、公開できればいいなと思っています。