キャンパスが千葉県にある関係で、千葉県関係の委員を複数務めています。そのうちのひとつの委員会資料で、千葉の意外な日本一を知りました。それはヨウ素の生産量。世界のヨウ素生産国の第一位はチリ、第二位が日本、三位がアメリカで、千葉県は日本の生産量の8割を占めるのだそうです。
この千葉県産のヨウ素、かつての海底にたまった植物プランクトン起源の有機物が分解したものです。今では千葉県の地下深部にある海成層の地下水にはヨウ素とともに同じ植物プランクトン起源の天然ガスも溶けていて、地下水として地上に汲み上げられています。
天然ガスとヨウ素の密接な関係、意外ですが納得です。