生物多様性総合評価

環境省自然環境局生物多様性センターのホームページに「生物多様性総合評価」という記事があります。主な結論として、

1.人間活動にともなうわが国の生物多様性の損失は全ての生態系に及んでおり、全体的にみれば損失は今も続いている。
2.特に、陸水生態系、沿岸・海洋生態系、島嶼(とうしょ)生態系における生物多様性の損失が大きく、現在も損失が続く傾向にある。
と、当研究室が対象にしている陸水は、損失が大きい生態系の冒頭にあげられています。生物多様性という点からも、非常に重要な位置づけにあることがわかります。
また、この報告の「巻末資料4」には、当研究室の研究成果(Tabayashi Y. and Yamamuro M.,2009)が引用されています。

当研究室では環境系の他の専攻の先生方にご協力いただいて資源としての水問題についても取り組んでいるところです。
このように、陸水研で取り組んでいるテーマは日本の水問題を解決していく上で非常に重要なものだという自覚をもって、研究を進めて下さい。