1. 採用人員 自然環境学専攻 陸域環境学講座 生物圏機能学分野 准教授 1 名
2. 公募の趣旨
新領域創成科学研究科自然環境学専攻では、フィールド調査を通して、幅広く自然環境を理解し、環境問題の解決に貢献する人材の育成を目指しています。生物圏機能学分野は、生物圏を構成する生態系の機能を解明し、さらに生物圏と人間社会との関わりを研究する分野です。
本専攻の大学院教育はフィールドワークを通して、実体としての自然を体感し、学融合の理念の元に、幅広い視野から自らの力で研究をデザインすることのできる能力の養成をめざしています。
本公募では、自然環境学専攻生物圏機能学分野准教授として大学院教育に熱意を持って取り組むとともに、自然環境学専攻を構成するすべての研究分野の教員と協力しながら、自然環境の動態ならびに人間活動が自然環境に与える影響について、幅広い興味をもって探求できる方を希望します。特に、大学における教育活動に対する強い熱意を持ち、国内外の多様なフィールド調査に幅広い視野から積極的に取り組んでいただける方を求めます。また、学部教育に関わっていただく場合もあります。
東京大学は男女共同参画を加速するため、女性研究者の応募を歓迎しています。
http://kyodo-sankaku.u-tokyo.ac.jp/UT/History/declaration/acceleration.html
3. 専門分野
陸域生物圏の構造と機能の解析は専攻の基盤をなす研究分野であります。生物圏機能学分野は日本を含むモンスーン地域の生態系の動態を群落の組成と構造、群落構成種の生理生態的機能、生物圏と気圏・水圏・地圏との相互作用という視点から解明するとともに、農林業などの人為や都市化・温暖化等の環境変化が生態系に与える影響、生態系と人間の相互作用が人間社会に与える影響を明らかにするための研究・教育を目指しています。本公募では、特に、陸上の生態系を対象とした教育および研究を意欲的に進めることのできる人材を求めます。
以下、下記URLを参照してください。
http://www.k.u-tokyo.ac.jp/news/20100922nenv.pdf