復旧

所用があって、潮来から利根川南岸の堤防沿いの道を、取手付近までドライブしました。昨日の講義で紹介したスーパー堤防のミニチュア版(?)がありました。実物を見るのは初めてですが、これなら確かに説明図にあるように、万が一水が堤防を越えても被害は少ないかもと思いました。1階が水につかってもいいように、かつて輪中の中の家が土台を高くしたり、大切なものは高いところに置くようにしていたような工夫も合わせて行えばどうでしょう。
一方で、震災の復旧工事がまだこんな状況かと驚く光景もありました。例えばいまだに開通していない橋、崩れたままの堤防、ぼこぼこの舗装。。。被災地の南限に近いこの地でこの状態ですから、東北では最低限の復旧さえ全く見通しが立っていない地域が至るところにあるのだろうと実感しました。