化学物質問題市民研究会のニュースレター第154号に「5/24 ケミネット・シンポジウム/市街地・公共施設での農薬被害について」と題された記事がありました。その最後の節の文章は、私自身どうしても納得ができない思いでいたことでした。そのままペーストします。
(エコチル調査へのリンクは私がいれたものです)
■トキを守るのと同じように子どもを守って!
現在、環境省では、子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)をはじめていますが、この結果がでるのは何年も先になります。今の子ども達はその結果を待っていることは出来ないのです。
新潟の佐渡では、トキを守るために、有機農業が推進されていますが、子ども達を守るために、殺虫剤を止めようとはなかなか言われません。鳥のためにできることは、子ども達の未来のために、もっと考えるべきではないでしょうか?
発症してしまった子ども達は、パソコン室に入れない、理科の実験が出来ないなど、日常の学校生活にもおおきな制約がある中で生活しています。ましてや、将来のこととなると、進学や就職といったことで、発症者であるがゆえに、あきらめなければいけないことがたくさんあります。このような子どもをこれ以上増やさないために、予防原則に基づいて、早急に、あらゆる対策をとるべきではないでしょうか?