塩素消毒と子供の健康

化学物質問題市民研究会のニュースレター「ピコ通信」の142号に、2010 年2 月9 日に行われた第22 回環境ホルモン学会講演会 の紹介がありました。
国立成育医療センターの大夫幸弘先生のご講演「環境変化と小児アレルギー疾患の増加に関する疫学的因果推論」で、室内プールの塩素による影響を示す疫学研究が紹介されたそうです。プールから発生する塩素に曝露をうけた累積時間に比例してぜん息の発症率が高くなることが示された(A Bernard et.al Occup Environ Med 2003;60:385-394)ということです。やっぱり。。。と思いました。
エコチル調査では残留塩素やトリハロメタンは対象になっていないようですが、是非調査対象に加えてもらいたいものです。

(追伸)
最新号は7月1日以降、私の部屋の扉に貼っておきます。