スーツケースのメカたち

久々の海外出張。スーツケースと言いながら、3分の1はスーツ(衣類)ではなく、メカですね。
まず欠かせないのは湯沸かし。脳脊髄液減少症なので、人よりかなり水分とります。日中は自分のペースで飲めないのですが、夜は体が冷えないようにお湯を沸かして、常に何か飲みながら仕事してます(ほとんどはインスタントコーヒー。何でこんなにコーヒーが手放せないかと自分でも呆れていたら、脳脊髄液減少症患者は、慢性的な頭痛に対して自ずとカフェインで抑えている人が多いと知りました)。
機内に持ち込むノートパソコンとは別に、スーツケースにも、もうひとつノートパソコン。国内なら何かトラブルがあってもすぐに電話で対処法を教えてもらえますが、海外ではなかなかそうはいかないので。それに2つノートパソコンがあると、発表練習にも便利。1台でパワポを出しながら、もう1台で発表原稿のワードファイルを音読して、おかしいところをそれぞれ直す。交通事故以来英語脳が滅茶苦茶なので、発表前々日と前日合わせて、少なくとも5時間は、あらゆるお誘いを断ってこの作業に充てます。
コンバーターは、実験機材を持ち込まなければ大抵不要ですが、何となくおまじないで一つは入れます。
プラグのアダプター、90年代は行く先々のプラグを秋葉原で集め、その後「サスコム」という商品にはまったのですが、数年前からとても美しいデザインのアダプターが登場。とはいえサスコムを捨てるには忍びず。それで手荷物には最近の商品、スーツケースにはサスコムを2つ。
全く不要になったのが、モデム差し込み口アダプター。つい10年前までは、インターネットは電話回線のモデムでつないでいたなんて、たとえば大学1年の息子には異次元の世界でしょう。このモデム差し込み口アダプター、いつかお宝になると思って取っている黒電話とともに保存すべきか、あっさり捨てるべきか。。。