逆説

先週の前半は頸椎椎間板症と薬の副作用のおかげで、かなりの時間をベッドで過ごしてました(横になっていると首への負荷が少ないので)。
37歳で脳脊髄液減少症になってから10年くらいは絶不調で、やはり横になっている時間が長かったことから、寝ながらノートパソコンを使う為のグッズ等を愛用していました。久しぶりにそれらを出して仕事していたので、かえって執筆は進みました。
実は出産前後もそうで、フィールドに行けない分、それまでに得られたデータで論文書くとかレビューするしかない。2000年は国際誌に特集号を出すなど論文掲載数が多いのですが、それらを書いていたのは下の子が赤ちゃんの時でした。
若手女性研究者の場合、出産をどうするか、とても深刻な問題だと思います。私の場合は32歳と37歳で出産して、約20年子育てしてました。分野にもよると思いますが、子育てよりは、交通事故の後遺症の方がはるかに痛手でした(可能なら人生をやり直したいと思うのは、この1点だけです)。子供がいたことは、さらにマイナスになったというよりは、プラスに働いていたと思います。