中国のおみやげ、もみじ饅頭

LOICZ(Land Ocean Interaction in Coastal Zone)の科学委員会、それに続くOpen Science Congressを終え、ようやく帰国しました。
LOICZはYoung LOICZと称して若手研究者の育成を行っています。今回は科学委員会と平行して、沿岸域に関わる様々な講義を科学委員が分担して行いました。参加する学生はホームページを通じて公募され、日本からは中国人留学生の広島大学のK君が参加。私がメンターとしてお世話することになりました。
真面目な好青年で、会期中、研究について何度も熱心に質問にきました。ただし私やLOICZの事務局への手土産にもみじ饅頭を用意していたのには、ちょっとびっくり。さらにびっくりだったのは、昨夜の懇親会で優秀学生賞に選ばれたこと。本人もキョトンとしてました。
会議後も常に宿題があって(ロンドンでのIGBPの会議でメガシティ関連で発表しろと言われて要旨を書いたり、オーガナイズしたセッションのレポートを書いたり)、長い滞在中、2回ジョギングしたのと一度プールで泳いだ以外は、ずっと部屋にこもって苦手な英作文。買い物に出る暇もなく、もみじ饅頭だけをおみやげに帰国したのでした。

追伸:
北京〜羽田の機内食にパンがついていたのですが、バターもジャムも添えられていない。どうしてだろうと割ってみて納得。あんパンでした。日本にしかないと思い込んでいましたが、中国にもあるんですね。