脳脊髄液減少症と症状が似ている病気−電磁波過敏症

ブラッドパッチを何度か行っても倦怠、疲労、頭痛などの症状が回復しない原因として、電磁波過敏症も検討してみてはと思います。私自身、どうしても首から背中の痛みが取れなかったのが、実は頸椎椎間板ヘルニアだったという経験があり、同時に化学物質過敏症気味で、新幹線に乗るとかなり気分が悪くなる程度の電磁波過敏症であることから、他の病気の併発も十分あり得ると考えています。
電磁波過敏症は、化学物質過敏症支援センターが発行しているCS支援74号の記事にある国内での調査結果によりますと、自覚症状として84%の方が倦怠感・疲労感、81%の方が頭痛、集中力・記憶力・思考力の減少を挙げています。発症の引き金になったと考えている原因は携帯電話(PHSも含む)の基地局が37%で、2位のパソコン(20%)を大きく引き離しています。発症してからは基地局(70%)、他人の携帯(64%)、パソコン(63%)、送電線(60%)などで症状が出ると回答されています。
もし自宅で寝ていることが多い方で基地局や送電線が近かったら、電磁波過敏症の可能性も考えて対策を立ててみてはどうかと思います。
対策としては、例えば下記のように網戸を金網にするなど、それほど高価でない方法があります(他にも「CS支援」で。実行しやすい対策が紹介されています)。
http://www.amichu.com/denjiha-shield.html