二酸化塩素除菌剤

化学物質問題市民研究会の会報「ピコ通信」のシリーズ記事に「調べてみよう家庭用品」があります。化学物質過敏症患者でなくても、使用によっては健康被害が発生する物質が意外と家庭用品として販売されています。164号では二酸化塩素除菌剤が取り上げられていました。
インフルエンザ予防を売り物にした二酸化塩素除菌剤については、国民生活センターの調べでは、安全性や有効性のデータがそろっておらず、体調不良などのクレームも寄せられているとのことです。
スプレーや据え置き型でモノや室内空間を「除菌」するだけでなく、マイスティックという商品は、「自分だけの空間を除菌する」として、枕元、卓上などいたるところでの使用を勧めています。ディズニーバージョンという子どもを意識した製品も出ています。注意書きをは20 にもわたるのですがしっかり読んで、長期使用による健康影響や、子どもが手にすることによる事故の可能性なども検討した上で購入するか判断すべきでしょう