名古屋大学で開催されている日本陸水学会第77回大会で、陸水研メンバー2名がポスター賞を受賞しました。
・田邊優貴子(PD)南極湖沼生態系を支える湖底の栄養塩
・中村隆宏(M2)生存戦略としてのアメリカザリガニの共食い
田邊さんは二度目の受賞です。また中村君は修士2年、ポスドクや博士課程の学生さんも審査対象になる中での受賞は、立派だと思います。
ポスター賞の受賞は全6名です。そのうち2名が陸水研メンバーということは、陸水研の研究が高い水準にあることを示していると思います。私自身は、陸水研の全てのポスターが、甲乙つけがたいハイレベルなものだと思っています。以下が惜しくも受賞を逃したエントリーです。
・小室隆(D1)宍道湖湖底堆積物中の種子・卵胞子を用いた水生植物相の復元
・堀誠(M2)安定同位体比から見る南極湖沼の堆積物発達機構
・加茂川優紀(M2)霞ヶ浦アサザ植栽地における消波施設が堆積環境に与える影響
・下田研人(M2)河川伏流水中での窒素循環の解明
陸水研では学生さんが取り組みたいテーマを自由に設定し、私は細かく指導することはしません。それでも、M2の学生さんに陸水学会で発表してもらうようになって5年間で3名も、ポスター賞を受賞しています。M1や来年度進学する学生さん達も、オンリーワンの研究でナンバーワンを目指して下さいね。