真剣だと知恵がでる

脳脊髄液減少症を診ていただいている高橋先生のブログに、ルーツベースボールアカデミー代表・養父鉄様が紹介されています。
http://www.takahashik.com/blog/2013/07/post-633.html#more
養父様の詳細については高橋先生のブログをご覧ください。

そこで紹介されていた養父様の下記の言葉は、その通りだと思いました。

・実力の差は努力の差
・実績の差は責任感の差
・人格の差は苦労の差
・判断力の差は情報の差
・真剣だと知恵が出る
・中途半端だと愚痴が出る
・いい加減だと言い訳ばかり
・本気でするから大抵の事はできる
・本気でするから何でも面白い
・本気でしているから誰かが助けてくれる

修論研究のテーマは、本気で取り組むに足るものですか。本気だったら大抵のことは苦労に思わず、面白い、面白い、と思っている間にできてしまいます。努力することがとても楽しくなります。

「判断力の差は情報の差」という言葉も、重要です。例えば私は残留農薬ポジティブリスト制度が施行されてからは、いつ宍道湖シジミがひっかかるかアンテナ張っていました。案の定ひっかかって、これで除草剤が減るから、そのうちに水草が復活するに違いないと思っていました。その通りになりました。あまりにあからさまなので誰か気づくだろうと思いつつ数年様子を見ていましたが、どうやら食の安全と湖沼の異変を結びつける情報網を有していたのは私だけだったらしく、誰も気づきませんでした。それで投稿したら無事に受理になりました。
陸水研では私からではなく、なるべく学生さん自身が外部の共同研究者の方と連絡を取るようにしてもらっています。そうした交流を通じて、独自の情報源を構築するノーハウを身につけて社会にでてほしい、という期待があるからです(単に放任しているだけ、という見方もある。。。)。