ヨシの威力?

11日は水産技術センターに船を出していただき、水深2m付近の湖底状況を見てきました。
まずはコンクリート護岸前。

潜って見ると、透明度もよく、シジミがたくさんいる砂地が広がっています。

次に宍道湖北西端、ヨシが植栽地沖合水深1.8mm付近です。ここは1982年に調査したときは、微細泥率20%以下の砂地でした。

潜って見るとこの通り。視界は50cm未満です。湖底はずぶずぶのヘドロでした。

もともと生えていなかったヨシを湖岸に植えたことで毎年枯れヨシが宍道湖に流れ込み、ヘドロ化していると考えられます。堆積物の安定同位体比を測って、この仮説を検証する予定です。